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小児と一般医薬品

小児と一般医薬品

乳幼児では当たり前のような特徴でしたが

小児では、覚える事や問題になりやすいポイントがあります


まずは小児は何歳未満か?


おさらいですが、15歳未満と覚えましょう!


ざっくりですが、義務教育の最後の年中学3年生くらいと考えるとよいと思います。



では、小児の特徴とは


・体の大きさに対して腸が長い
・肝臓が未発達のため、代謝されにくい
・腎臓が未発達のため、排泄されにくい
・医療成分が能に達しやすい


腸が長いと余計に吸収され

肝臓が未発達だと薬の成分が十分に代謝されず副作用が出やすい

腎臓が未発達だと薬の成分が排出されないため、副作用が出やすい

脳関門透過性といい、大人であれば透過性がしっかりしているので移行されにくいが
小児だと脳へ成分が移行されすい


小児の問題もしてはいけない事を聞かれます


単に、身体が大きいからといって大人と同じとしてはいけません


中学生の事を考えると既に親御さんよりお子さんの方が身体が大きいことはあります


なので、以下のような問題が出されます



問題
14歳ではあるが、身体は親より大きく、体重が65キロを超えている為、成人と同じ分量で良い。



これは、もちろん「×」になります。





皆様が顔晴れますように







by sakurasaku29_g19 | 2017-10-21 01:56 | 1章医薬品に共通する特性と基本的な知識